フチングリーン
有機りん酸/総合微量要素配合
農林水産省登録 | 生第71497号 | ||||||||||||||||||||||||
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成分含有量 |
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物理的化学的性状 | 全水溶性液体、比重 1.26 |

特徴
- 作物の必須要素をバランスよく配合してあります。
- 窒素含量を増やしてあるので、主に生育初期の栄養生長期に使用すると効果的です。
- りん酸源として、米ヌカから抽出した画期的な有機りん酸=フィチン酸を用いているので、植物に対して非常に効率よく利用され、りん酸の肥効が顕著に発現します。
- 茎葉の発育および根の伸長をよくします。
- 種々の微量要素欠乏の予防・治療に有効です。
適用病害名及び薬量
対象作物名 | 肥効 | 希釈倍数 (倍) |
10アール当たり散布液量 (ℓ) |
散布時期・回数 |
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ぶどう | 萌芽促進 | 2〜4 | − | 休眠期(1月)に芽を中心に塗布または散布 |
うめ | 果実肥大 | 400〜600 | 500 | 収穫1カ月半前から10日間隔で3回散布 |
果樹類全般 | 新葉・新梢の生育増進 | 展葉期から10日間隔で3回散布 | ||
樹勢回復 | 収穫後落葉までに10日間隔で2〜3回散布 | |||
いちご | 果実肥大・ クラウン肥大 |
200 | 開花後から10日間隔で3〜4回散布 | |
果菜類全般 | 成り疲れ防止 | 収穫期後半に10日間隔で3〜4回散布 | ||
キャベツ | 生育増進・ 葉質向上 |
150 | 定植後から10日間隔で3回散布 | |
ほうれんそう | 葉質向上 | 収穫1カ月前から10日間隔で3回散布 | ||
たまねぎ | 茎葉伸長増進 | 定植1カ月後から10日間隔で3回散布 | ||
にんにく | 根茎肥大(増収) | 収穫2カ月前から10日間隔で2〜3回散布 | ||
ながいも | 根部肥大(増収) | 300 | 定植2カ月後から10日間隔で3回散布 | |
芝 | 葉質向上 | 500〜1,000 | 生育期に定期的に散布 |
安全使用上の注意
- 使用前にはラベルや説明書をよく読んでください。
- ラベルや説明書の記載以外には使用しないでください。
- 本剤は小児の手の届く所には置かないでください。
- 酸性の液体なので皮膚に付着しないように注意し、万一付着した場合には直ちに石けんでよく洗い落としてください。
- 酸性の液体なので眼に入らないように注意し、万一眼に入った場合には直ちに15分以上洗眼し、眼科医の手当てを受けてください。
- 誤飲した時は多量の水を飲ませて吐かせ、直ちに医師の手当てを受けてください。
- 夏の日中を避け、朝夕の涼しい時に散布してください。
- 農薬を混用する場合は本剤を希釈してから農薬を添加してください。
- 「石灰硫黄合剤」と混合すると、有毒ガスが発生する恐れがあり、危険ですから混用は行わないこと。
- ポリカーバメート水和剤、アンバム剤、CYAP剤と混用すると物性が悪くなり、沈殿が生じますので混用しないでください。
- 密栓し、直射日光を避け、冷涼な所に保管してください。
梱包
1kg×12本、20kg
備考
フィチン酸とは…フィチン酸は、植物体に吸収され、種子や花粉の発芽、根の伸長、分けつ、花芽の分化、開花、結実などに重要な役割を果たしている有機態りん酸です。このフィチン酸は、酵素により分解され、主としてりん酸とミオ・イノシトールになります。 |
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