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森林薬剤 > マツグリーン液剤2


マツノマダカミキリの後食防止剤

林野庁補助対象薬剤

成分含有量

アセタミプリド‥‥2.0%

物理的化学的性状

無色澄明水溶性液体

構造式

特徴 適用病害名及び薬量 注意事項

特徴

    普通物で使いやすい!!
    低薬量で、マツノマダラカミキリ成虫に優れた効果!!

     

     

  • 新しい効きめで、マツノマダラカミキリ成虫と樹木害虫に優れた効果。

    現行の有機リン剤と比べ20分の1以下の低薬量で優れた防除効果を発揮する、新しい作用(ネオニコチノイド系)の殺虫剤です。また、つつじ・つばき等の樹木害虫にも優れた効果を発揮します。

  • 新枝への浸達性があり、耐雨性にも優れる。

    浸達性に優れ、しかも樹皮や樹内で安定し、耐雨性にも優れるため、効果が長期間持続します。

  • 人や環境に悪影響が少ない。

    人畜毒性:普通物、魚毒性:原体A類の薬剤で、散布液の有効成分も低濃度のため、人や環境に悪影響の少ない薬剤です。

  • 臭いや汚れがほとんどない。

    散布後のいやな臭いや汚れがほとんどなく、薬液飛散による車の塗装や、墓石の変色・汚染がほとんどありません。

  • 薬液の調製が容易。

    使いやすい液剤タイプで、100倍希釈(1,000リットルタンク当たり薬量10リットルのため、調製が容易です。)

  • 環境中への残留が少ない。

    本剤は蒸気圧が低いため(1.0×10-6Pa)散布したマツから大気への移行がほとんどなく、また土壌中や河川水中では微生物などによって速やかに分解されるため、土壌・水系汚染の可能性が少ない薬剤です。

  • ハチや鳥類・水産動物等への安全性が高い。

    ミツバチ・マルハナバチ、天敵のケナガカブリダニへの影響が少なく、また通常の使用方法では鳥類やコイ・ニジマス・ミジンコ・クルマエビ・カキ等への影響が少ない薬剤です。(ただし、蚕には長期間の毒性があります)

  • 周辺作物に薬害の心配がほどんどない。

    ひのきなどの樹木や、野菜・果樹等の農作物に、薬害の心配がほとんどありません。

低濃度でも後食阻害効果を発揮!

 

アカマツ2年生枝を薬液に1秒間浸漬処理し、風乾後各区にマツノマダラカミキリ成虫20頭を供試。

 

ヤシマ産業(株)(平成9年)

 


後食防止効果が、長期間持続!

 

5年生クロマツに所定濃度の薬液を散布し、8週間後に葉を除去した2年枝を採取。枝とマツノマダカラミキリ成虫1頭を容器に入れ、7日間飼育。

マツグリン液剤2 100倍
A乳液 180倍
無処

 

 

千葉県林業試験場(平成12年)

 

 

 

効果

マツノマダラカミキリへの防除効果(林分モデル試験概要)

千葉県林業試験場(平成12年)
・品   種:クロマツ(5年生)  
・発生状況:処理区は6/8,15,22,29,7/6、13,19,27,8/3に、各5頭放虫。
 7/13以降、5頭未満となった場合に不足分を放虫。
・散   布:6/8

  摘要
マツグリーン液剤2の100倍液は、散布後56日間までA乳剤と同程度の効果があると認められた。後食個所・後食面積に薬剤間の差がほとんどなく、無散布区との間に格段の差が認められた。

 

 


福岡県森林・林業技術センター(平成12年)
・品   種:クロマツ(7年生)
・発生状況:5/29、6/5,12,19,26,7/3,10,17,24に各5頭放虫。
・散   布:5/29

  摘要
マツグリーン液剤2の100倍液は、A剤MC50倍と同等またはそれ以上のマツノマダカラカミキリに対する後食予防効果がある。

 

 


千葉県森林研究センター(平成14年)
・品   種:クロマツ(5年生)
・発生状況:6/5にマツグリーン液剤区に4頭、無散布区に5頭放虫し、
 6/13にマツグリーン液剤区と無散布区へ各5頭、
 A剤MC区に4頭放虫。6/20.26、7/3.10.17.24.31、8/7に各区5頭放虫。
・散   布:6/5

  摘要
マツグリーン液剤2の60倍液は、散布後63日間までA剤MCの50倍液と同程度の効果があることが明かとなった。後食痕箇所数と後痕面積ともに薬剤間の差はほとんどなかったが、無散布区との間に顕著な差が認められた。

 

 

使用方法

松枯れ防止には散布適期を逃さず、散布むらのないよう十分量散布することが重要です。

【地上散布の場合】

  • 薬液の調製
    60倍希釈液または100倍希釈液を十分に撹拌しながら調整します。

  • 散布方法
    梢端部に散布もれのないよう、ノズルを上に向けて散布します。
  • 散布時期
    1回目散布
    マツノマダカラミキリ成虫の発生前または発生初期
      ↓
    約20日後
      ↓
    2回目散布
    成虫発生最盛期直前

【無人ヘリコプター散布の場合】

  • 薬液の調製
    10倍希釈液を十分に撹拌しながら調整します。

  • 散布方法
    梢端部に散布もれのないよう4リットル/10aの希釈液を散布します。
  • 散布時期
    散布適期を逃さずに散布します。

梱包

1リットル×12本、10リットル×1本

毒性

人畜毒性:普通物
急性経口毒性
ラット(♂)LD50>5,000mg/kg
ラット(♀)LD50>5,000mg/kg

魚毒性:原体A類
コイ TLm(48hr)>100mg/リットル
ミジンコ TLm(3hr)>1,000mg/リットル

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